豊浦郡 豊北町 田耕 小野
この滝の名前はその形状に由来しているものと見え、三筋の水流となって落ちている。ところがそのうちの二筋は一つの沢が二条になっているもので、同一平面を落ちているが、他の一条は他の別角度の沢水の合流しているものである。前者が本流で落差30㍍、後者は目測で40㍍であった。
この区域の山林はあらまし伐採を被っているが滝の周囲だけは樹木が残っており、質素な祠と標柱がある。この滝は山深い所にあるが、近づき難いという程でもなく、まあまあの踏跡道がある。
滝を訪れようと思う方には、西市から滝部への県道が栗野川をまたぐ田耕がまず第一目標、次に橋の手前から小野川沿いの車道を白滝山を目指して、二㌔ばかり遡る。車道の行き止まり地点から200㍍ばかり登った所が目的地である。
白滝山は露岩が目立つ、風格のある山で、その山貌はおおいに登山意欲をそそるものがある。その山腹には杣地山に連なる別の沢があり10㍍余の「白滝」があるそうだ。